写真生活 on Line

野鳥を中心に様々な身近な事柄を写真でご紹介します

日本 イカルとキジとイタチ

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 先日の2022年1月25日、午前中に自宅近くの文殊の森公園に出かけ、お昼は文珠山頂上で取り1時頃には自宅に帰ってきました。そしてコタツで一休みした後、1周が約2.5㎞の自宅周辺の散歩に出かけました。近頃文殊の森公園で野鳥に出会うことが極めて少なくなっていることから、できる限り野鳥との出会いを求めて出かけたのです。いつもイカルがたむろする農園の大きな木に群れの数は少なかったのですがやはり今日もいました。それが1枚目です。この群れには少数ですがカワラヒワとシメが混じっていました。

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 2枚目はイカルがいた木の近くの畑で見かけたキジです。この時もキジは私よりも早くこちらに気づき、私が彼に気付いた時には既に逃げる態勢に入っていました。それほど神経質に恐れなくてもいいのにと思いますが、彼らは狩猟の対象であることから致し方ないところです。キジの代わりにカラスを捕ればいいのにと思いますが。

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 散歩コースにある今は使われていない大きな農園のフェンス近くにこの写真の動物が横たわっていました。後で調べたらイタチのようです。死んでからそれほど時間が経っていないように見えました。カラスとかトビの格好の餌ですね。こうしてイタチをじっくり眺めたのは初めてです。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F5.6、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

 

 

日本 自宅隣の栗畑の野鳥たち

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 今日の写真は岐阜市近郊にある自宅の、その東隣にある栗畑を訪れた野鳥たちのご紹介ですが、これらの写真は先日1月22日に自宅の部屋や軒先から撮ったものです。1枚目は何の種類か分からず消去法でいけばウグイスかなと思います。この鳥によく似た姿を図鑑で探すとメボソムシクイやヤブサメが該当しますが、これら両者は夏鳥ですから違いますし、体色も合いません。ということでウグイスと結論しました。もし読者の皆さんでこの鳥の種類が分かる方がおいででしたら教えてください。

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 2枚目はおなじみのメジロで、毎日のように自宅庭や栗畑を訪れます。自宅庭には雪が降るとミカンの半切りにしたものを庭木の枝先に刺しておきますから、それを目当てに来てくれます。この写真は隣の栗の木に来たものですが、メジロが停まっている幹には黒い塊が見えます。これはどうやら虫の群れでメジロはこれが目当てのようです。

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 3枚目はこちらもこの栗畑をよく訪れるコゲラです。このコゲラを観察しているととても細い枝、例えば直径1㎝以下をつついているのを見ます。そこにはいったいどんなエサが隠されているのでしょうか。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離205,6mm、35ミリ版換算561mm、ISO 640、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

 

日本 文殊山のトラツグミなど

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 2022年1月24日の今日は天気予報通り朝からいいお天気に恵まれましたが、しかし時折風が強く吹いため暖かさはさほど感じられませんでした。このお天気につられていつも通り自宅近くの文殊の森公園に出かけました。文殊山山頂への登りの時には鳥に出会うことができず、下りも終盤になってようやく今日の写真の鳥たちに出会うことができました。近頃鳥たちに出会う機会が本当に少ないと思います。1枚目は登り口近くで見たトラツグミで、毎年同じこの周辺で見かけます。

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 2枚目はやはり登山口近くのヒノキ林の中で見かけた白腹で、地上で餌探しをしていました。彼は丁寧に木の葉を一つ一つくちばしでめくりなら歩きます。木の葉の下には何がいるのでしょうか。

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 3枚目は下山途中に突然、すぐ目の前の木に来たメジロです。そして幹のくぼみを盛んにつついていました。どこでも、いつも見かけますからメジロの数は本当に多いでのだと思います。

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 文殊山頂上から見た今日の伊吹山です。手前の木が邪魔になっているのが気になります。この他にも登山道からは御嶽山や恵那山、中央アルプスも奇麗にみることができます。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 散歩道のイカルとノスリ

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 2022年1月23日の今日は朝から厚い雲が垂れ込め暗い一日となり夕方には雪が降りだしました。そんなお天気でしたからいつもの文殊の森公園をあきらめ自宅周辺の散歩に出かけました。そんな散歩コースにはイカルの姿が多く彼らに割と近くまで寄れたのですが、陽射しがなく暗かったためか、今一つすっきりとした写真が撮れませんでした。1枚目は今は使われていない農園の木にいたものです。

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 2枚目は柿畑との河原の間にある木に停まったイカルの群れです。この写真は群れのほんの一部で全部で100羽以上はいたと思います。この冬はこうした鳥の群れを見る機会がなかったことから鳥インフルを心配していたのですが、どうやらイカルたちは大丈夫なようです。この群れの中には少数のシメも混じっていました。

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 こちらも河原の木にいたのノスリです。最初は柿畑の電柱にいたのですが私が近づいたためここへ飛び移りました。彼が遠くに飛び去らなかったのはこの辺りに彼のお目当ての餌があるというでしょう。現在散歩でノスリには高い確率で出会うことができます。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 栗畑のキジ

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 2022年1月22日の今日は朝から快晴で、そのため朝は冷え込んだのですがお昼は陽射しがたっぷりの暖かいいいお天気でした。そんな凍てつく朝早く、昨日に続いて自宅隣の栗畑に今日の写真のキジが現れました。これまでにもここで何度か目撃していたのですが、このように完璧に写真に収められたのは昨日と今日が初めてです。

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 以前からこの辺りにキジが多いことは知っていましたから栗畑には鶏のエサを撒いてあります。もちろんキジを寄せて鑑賞するためで、捕まえる目的ではありません。こうして2年越しで初めて間近で見ることができました。自宅の和室で炬燵に当たりながら眺めることができます。キジの足元にその撒き餌が見えています。

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 キジの撒き餌場は2か所あるのですが家から遠い方にアオジが来ていました。キジとのツーショットです。アオジは普段それほど警戒心が高くはないのですが、ここではキジ以上に非常に神経質で、窓を少しでも開けるとすぐに飛び去ってしまいます。餌場に違和感を感じているのでしょうね。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離180.7mm、35ミリ版換算493mm、ISO 1,000、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 この冬初めてのミヤマホオジロ

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 今日2022年1月21日、多少雲はありながらも晴れた空だったのですが時折風が強く吹き寒い日となりました。いつも通り自宅近くの文殊の森公園に途中のコンビニで買ったおおにぎりを持って出かけました。標高345mの文殊山頂上に着くまでにコゲラシジュウカラに出会いました。食後の下りでは2日前と同じ場所でルリビタキに出会い、その後シジュウカラヤマガラとも出会いました。最近では珍しく今日は多くの鳥たちに出会えたと思いながら歩いていると、前方15mほどの所で地上から上の枝に飛んだ鳥を発見しました。

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 場所的に違和感を感じつつ色的にはホオジロかなと思いながらカメラを覗いてみると、それはなんと今日の写真のミヤマホオジロです。多分3年ぶりの再会で、これまでに今回を含めて3回しか出会っていない珍しい種類です。日本のある地方ではそれほど珍しい鳥ではないかもしれませんが私との出会いは本当にわずかです。

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 私が出会ったこの写真の個体は羽毛の色が濃いオスです。手元の図鑑によれば冬鳥で対馬では留鳥、分布は本州中部以南とのことですから私の住む岐阜市の北側近郊が分布の北限かもしれません。ですから出会う機会が少ないのではと思っています。それにしても形の良い冠羽と、黒色と黄色のコントラストが映える姿の美しい鳥ですね。何度でも出会いたい種類です。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 640、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 文殊山のルリビタキ

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 2022年1月19日の昨日、午前中は、気温は低くめですが青空が広がり良いお天気だったため文殊の森公園に出かけました。標高345mの文殊山頂上への道は、陽当たりの良いところに雪は残っていないのですが、日陰には未だに10㎝近い積雪が残っていたのには驚きました。往路で野鳥に出会うことができず今日もダメかと思っていたところ、帰路で今日の写真のルリビタキに出会うことができました。幸運にも彼は私の行く手のすぐ先に、まるで私を待ってきたかように突然姿を現してくれました。とてもきれいなオスですから生後2年は経っていると思います。ルリビタキのオスの青色は3年ほどかけて美しい瑠璃色になるそうです。

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 ルリビタキは比較的人に対する警戒心が低いことから、こちらが慎重に動く限り遠くに飛び去ってしまうようなことはまずありません。この写真のキビタキも例外ではなく私の存在をあまり気にせず地面に降りて餌探しをしていました。それにしても美しくかわいらしい鳥ですね。

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 こちらは文殊の森公園から帰宅して、自宅の窓から外を覗いた時に来ていたアオジです。窓から見える隣の栗畑に鶏のエサを撒いてキジを呼び寄せるようにしてあるのですが、そこへ来てその餌をついばんでいました。アオジもそれほど人を恐れる鳥ではないのですが、この餌場に違和感を感じているのかとても神経質で窓越しにでも私が動くとすぐに飛び去ってしまいました。写真は窓ガラス越しに撮ったものです。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/640sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

コスタリカ 背景はマヌエルアントニオ国立公園に近いビーチ

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 中米コスタリカエコツーリズムが世界的に有名で、年間を通じて多くの観光客が集まります。日本でも中米の観光地として最初に頭に浮かぶのはコスタリカではないでしょうか。ちなみに理由は知りませんがメキシコは中米には含まれません。さて、コスタリカは観光産業が盛んですから国中で発展途上国としてはそれなりに観光施設が整っています。私たち家族がコスタリカに着き、しばらくして落ち着いた頃に最初に訪れたのが太平洋側にあるマヌエルアントニオ国立公園で、その時に宿泊したホテル敷地内やその周辺で撮ったのが今日の写真です。1枚目はホテルから坂道を歩いて20分ほど下ったところにあるビーチを背景にしています。残念ながら水は写っていませんが。

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 2枚目はホテル内にあるのプールで視覚的にはとても素敵なのですが、このプールの水が冷たくないのです。わざとそうしているのか分かりませんが水は生暖かくて中に入っても体を冷やすことができません。熱帯の暑い気候で暖かいプールなど何の魅力もありません。中で泳ごうものなら弱い私はそれこそ湯あたりしてしまいます。このホテル、これだけは本当に残念でした。

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 3枚目は我々が泊まったホテルから隣のホテルを見た風景ですが、こんな感じのホテルが国立公園の近くの海岸にずらりと並んでいます。国立公園に近くまたビーチに近いという良好な立地条件、国際規格のホテル設備、マッサージなどのリラクゼーション、散策できる広い敷地、発展途上国ゆえの相対的に低い料金などを考え合わせると、ここはとてもお得な観光地と言えそうです。

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 使用機材のカメラはSony α55、レンズは Sony DT18-200。1枚目の写真の撮影データは焦点距70mm、35ミリ版換算105mm、ISO100、F5.6、1/125sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

セントルシア Panasonic Lumix FX1の描写

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 今日の写真はカリブ海の島国セントルシアの、この国で最も人が集まる観光地である島北部のロドニーベイの、その北端にあるピジョンアイランド国立公園で撮影したものです。背景には園内に残るかつてイギリス軍が建設した軍事施設の遺跡が写っています。今回はその背景の話ではなくこれを撮影した機材についていです。カメラはPanasonic Lumix FX1というコンパクトデジタルで、パナソニックとしてはカメラ業界に参入してまだ初期の頃の製品です。ところがどうでしょう、この素晴らしい写り。このカメラの特徴は何といっても、この業界でいち早く取り入れた光学式手振れ補正機構です。1枚目はオリジナルの2,048×1,536ピクセルの有効320万画素で撮ったものを、ここに掲載するために1,400×1,050ピクセルに縮小してあります。このブログに掲載することでオリジナルから画質は落ちているのですがそれでも解像感、発色、露出、ボケともにご覧の通りこれが当時のコンパクトカメラの写真とは信じられないほど優秀です。

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 2枚目は上の写真をほぼ1/1の等倍で掲載したものです。眉毛やまつげなどの細部の描写、鼻のあたりの毛穴さえ見える肌の細部の質感描写、発色とも文句なしです。パナソニックはカメラ業界への最後発の参入者ですがどうしてここまで素晴らしいカメラを作り上げることができたのでしょうか。同じく新規参入者のソニーコニカミノルタをそのまま引き継ぎましたがパナソニックにそんな経緯はありません。もしかしたらヤシカコーワ、マミヤなどの技術者を集めたのでしょうか。

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 撮影機材は Panasonic Lumix FX1。1枚目の写真の撮影データは焦点距離 11.5 mm、35ミリ版換算 69 mm、 ISO 50、F 4.0、1/80sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。なおこのカメラのメーカーからのうたい文句は以下の通りです。
 「スローシャッターになる暗い場所や片手撮り、自分撮りなどは手ブレしやすいもの。コンパクトな光学3倍ズームデジタルカメラで初めて※1手ブレ補正機能を搭載。ズームやマクロ、夜景ポートレートが、今までよりぐんとキレイに撮れます。手ブレをジャイロセンサーがすばやく正確に検知して、補正レンズを動かす光学式の補正メカニズムは、画質劣化がないことが大きな特長です。
 光学性能を向上させる非球面レンズを3枚使用した、ライカDCバリオ・エルマリートレンズを搭載。コンパクトサイズなのに、画面のすみずみまで明るくシャープな高画質は目をみはるほどです。35mm判換算にして35mm~105mmの光学3倍ズームは、広角から中望遠まで使用頻度の高い焦点距離をカバーしています。」
 外観はシャープでいいデザインだと思います。

日本 1月17日散歩コースの野鳥たち

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 2022年1月17日の今日の美濃地方は暗い曇り空で時々雨がぱらつく寒い日となりました。午後になって時折薄日が射しながらも小雨が降っていましたが自宅近所の散歩に出かけました。自宅近くの文殊の森公園でそうなのですが、自宅周辺でも今年は野鳥に出会う機会が例年に比べて少ないように思います。これまでなら散歩のたびに出会っていたマガモにさえも今年はまだ数回しか見ていません。鳥たちはどこへ行ってしまったのでしょうか。さて、今日の散歩で出会った鳥たちのご紹介ですが1枚目はホオジロのメスです。今年はホオジロさえ数が少ないように思います。

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 2枚目はこの冬に初めて出会ったシメで、1枚目のホオジロの近くにいました。シメとの出会いは本当に久しぶりです。

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 3枚目は、例外的に今年もよく出会うことができるノスリです。彼にだけは今年も毎回のように見ることができています。

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 この写真は自宅周辺の散歩コースの一部で手前に樽見鉄道の線路が見えています。撮影日は今日ではなく2日前のお天気の時でした。雪は今でもこのように畑を覆っています。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。