日本 散歩道のノスリ

　今日の写真は去年の1月2日に、岐阜市近郊にある自宅周辺の散歩コースで出会ったノスリです。散歩コースの一部に柿畑を横切る部分があるのですがノスリに出会うのは大体その辺りで、柿畑のミミズ、ヘビ、ネズミなどを見張っているのだと思います。柿畑は落ち葉を燃やし、いつも草が刈られていて地面が良く見えますから、そういった動物を探すのに適しているのだろうと思います。

　ノスリは割と用心深く大体20mに近づくと飛び立ちます。でもその場所に未練がある場合は遠くに飛び去らず近くの木や電柱に移るだけです。ノスリは小鳥と違って体が大きいですから遠くからでも画面に大きく捉えることができます。この写真、さすが猛禽ですから鋭いくちばしをしているのが分かります。

　こちらは飛び去るノスリの後ろ姿です。ノスリはトビより少し小さいくらいで体色が良く似ていますから見慣れない人にとってはノスリと気付かないかもしれません。慣れれば一目で分かることが多いのですが。

　こちらがトビです。一見似ているのですが体色や尾の形、飛び方などで見分けることができます。

　使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 6.3、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。