日本 雪の日の野鳥たち

　岐阜市近郊にある自宅の周辺をカメラを持って散歩するのが習慣になっていますが、12月31日のこの日年末年始の大雪で散歩道は雪に覆われました。こんな日は散歩コース上にある大きな木に野鳥が集まることをこれまでの経験から知っています。案の定、木の高い枝に群れになってイカルが停まっています。同時に近くの木にも小さな群れがいます。また近くの杉の木に停まっていた小鳥たちの群れが一斉に飛び立ち、なにかから逃げるように上空を飛び回り始めました。その様子が1枚目の写真で、群れはカワラヒワでした。周りを確認しましたが猛禽類はいなかったように思います。雪の日にはなぜかこんな風に小鳥たちが群れで飛び回るのをこれまでに何度も見ています。

　こちらはイカルの写真を撮っている最中に別の遠くの木から飛び移ってきたアオゲラです。今季はいつもと違ってアカゲラではなくアオゲラによく遭遇します。

　イカルの大きな群れは大きな木の高い場所にいましたが、小さな群れがもう少し低い木に停まっていました。それがこの写真ですが、これは群れの一部で、ここだけでも20羽以上はいたと思います。

　イカルは地味な配色ですが姿が美しく鳴き声もいいことから飼いたい鳥の一つですが、鳥インフルや手続きなど、いろいろな意味で現在では難しいですね。

　使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 100、F 4.0、1/800sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。