写真生活 on Line

野鳥を中心に様々な身近な事柄を写真でご紹介します

日本 長良川ふれあいの森公園のミヤマホオジロなど

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 先日2022年2月12日に岐阜市内にある長良川ふれあいの森公園に行ってきました。そこは自宅近くの文殊の森公園と同じように、いくつかの山にまたがった自然公園で軽い登山や自然の散策を楽しむことができます。文殊の森公園は標高345mの文殊山に登ることができますが、ここは岐阜市の最高峰で標高417mの百々が峰に続いています。さて、私が訪れた日のふれあいの森公園は、なぜか、いつにも増してたくさんの野鳥と出会うことができたのでそれらをご紹介します。1枚目は私がいま最も会いたい鳥の一つであるミヤマホオジロです。薬木の広場で出会ったのですが、ピントが甘いのが残念です。撮影のチャンスは1回のみで、その後に見かけることはありませんでした。

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 2枚目は登山道を含めて公園のどこでもよく見かけたコゲラで、メジロに次いで数が多いのではと思うほどよく目にしました。でも何度見ても飽きないかわいらしい鳥です。

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 この公園で驚いたのはこの写真のルリビタキの多さ。オスもメスもたくさん見ることができました。ここはルリビタキの宝庫といっても過言ではありません。

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 そしてシロハラもたくさん見かけました。この鳥はこの時期どこでも見かけますから珍しくはないのですが、写真を撮るとどんな場合でもなぜかピントがよく合います。なぜでしょう。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 8.0、1/1,250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

セントルシア ピジョンアイランド国立公園にて

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 カリブ海の島国セントルシアは熱帯気候に位置することから一年中温暖で、また海も美しいことから、特に欧米から多くの観光客が訪れます。しかし日本ではそれほど有名ではなくセントルシアを知る人はごく少数かもしれません。そのセントルシアの観光の中心地は首都のカストリーズから北に10㎞程離れたロドニーベイで、そこにはビーチ沿いにホテル、レストラン、土産物屋が並び、しゃれた別荘やディスコなどもあり、観光客を楽しませます。また東カリブ随一の規模を誇るヨットハーバーがあり、そこに集まるヨットが並ぶ風景がこの国の性格を物語っています。そのロドニーベイビーチの北端にピジョンアイランド国立公園があり、それが今日の写真の舞台となっています。撮影場所は公園内の丘の上にあるかつてのイギリス軍の遺跡で、そこは360度を見渡せる素晴らしく景色の良い場所です。背後の海の色がきれいですね。

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 これは公園内にあるビーチのうちの一つで、透明度の高い水の中に多くの熱帯魚を見ることができシュノーケリングが楽しめ、半日潜っていても飽きません。近くにシャワー施設があることから海水浴の後さっぱりして帰ることができます。また近くにはレストランもありますから海を眺めながら昼食を取ることもできます。

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 使用機材のカメラはSony α100、レンズは Minolta AF35-105 F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距40mm、35ミリ版換算60mm、ISO100、F8.0、1/320sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 文殊山のイカル

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 2022年2月13日の今日は朝からどんよりと曇り昼からは雨のとの予報でしたが、降らないことを願って自宅近くの文殊の森公園に出かけました。昨日は岐阜市内の長良川ふれあいの森公園でたくさんの野鳥に出会い満足できましたが、近頃の文殊の森公園では鳥に出会う機会が少なく不満に思っていました。ところが今日は珍しくヒガラ、コゲラ文殊や山頂上付近でジョウビタキルリビタキそして下山途中で今日の写真のイカルなど、久しぶりに多くの野鳥に出会うことができました。

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 イカルは道路わきの木の実を単独で食べに来ていて、私が見ている間に3本の木を次々に移って行きました。初めの2本は何の種類の木か分からなかったですが、最後の3本目はモミジで、その実を食べていました。このモミジの木の実を以前ウソが食べているのを見たことがあります。モミジは彼らの冬の貴重な食糧なのですね。そういえばウソのくちばしもイカルと同じで太く丈夫そうです。

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 このイカルは相当におなかがすいていたのか、私が近づいても逃げるそぶりを見せず黙々と食べていました。よって最短の撮影距離は5mほどでした。いつもこれくらいに警戒心を緩めてくれるといいのですが。ちなみにイカルは留鳥または漂鳥ですから自宅近辺では一年中見ることができます。鳴き声の美しい鳥でもあります。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 500、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 対岸のキツネ

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 昨日2022年2月11日のことですが、岐阜市近郊にある自宅の周辺を散歩していた際に今日の写真のキツネに出会いました。キツネは根尾川の水を飲みに来たようで水面に口を付けていました。キツネのいた場所は川の対岸で、私との距離は川幅分の50m以上離れていたから、彼は身の危険を感じなかったのでしょう態度は悠然としていました。

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 私は最初このキツネを見たときに、彼は水面に向けて下を向いていたため顔を見ることができず、てっきりやせた柴犬かなと思ったのですが、飼い犬が単独で川に来て水を飲むことに違和感を感じたことから顔を上げるまでしばらく待ちました。この時キツネかもしれないと思ったのですが顔を見てやっぱりということで写真を撮りました。自宅周辺では年に4,5回キツネを見かけますから生息数は多いか、或いはいつも出歩いているのかもしれません。ただ対岸で見かけたのはこれが初めてです。

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 この日の散歩コースの風景写真です。畑や草原、河原、農道には雪が残っており、そこには動物の足跡がいっぱいついていました。左端に青色の根尾川水面が見えています。キツネを見かけたのはこの写真に写っている川岸辺りです。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 6.3、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 文殊山のマヒワ

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 2022年2月11日の今日、朝から素晴らしいお天気で午前中は空に雲一つなく真っ青でした。いつも通り自宅近くの文殊の森公園に行ったのですが、青い空を眺めながらの山登りは気持ちのいいものでした。今日はこのブログの読者の方と文殊山の登山道で出会ったのですがご挨拶だけで終わってしまいました。次回はぜひ野鳥スポットの情報提供と共に交換もお願いししたいものです。さて1枚目の写真ですがオオバヤシャブシに来たマヒワ(オス)です。この木は文殊山のあちこちで見ることができます。去年の今頃はマヒワたちが100羽以上の大群でこの木の実をつついていたのですが、今シーズンは今日見かけたのが初めてで、その群れは5羽ほどでした。

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 この写真にもマヒワが2羽が写っていますが本当にさみしい限りです。オオバヤシャブシの実は去年と同様に多く実っているのですが。今シーズンはこのマヒワに限らず全体に鳥の数が少なく未だにレンジャクやウソを見かけていません。

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 今日は上記の通り良いお天気で空気も澄んでいたのでしょう、この写真の通り文殊山の四季の展望台からか御嶽山がクリアに見えました。上の写真のマヒワに出会ったのはこのすぐ近くでした。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/640sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 栗畑のルリビタキ

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 今日の写真は先日2022年1月27日に、岐阜市近郊にある自宅隣の栗畑に来たルリビタキのメスです。この栗畑には様々な野鳥が訪れるのですが最近はこのルリビタキの訪問が増えています。でも常にメスだけでオスはまだここでは見ていません。このルリビタキの訪問が増えたのは栗畑に鳥寄せとして撒いた市販の鶏のエサと、それに混ぜて撒いた小鳥用の餌である雑穀類の成果かも知れないと思っています。これまで生餌を好む鳥は撒き餌には集まらないだろうと思っていたのですが、この冬タラの木の実を食べるルリビタキを見たことから、栗畑に来るルリビタキはこ撒き餌が目当てかもしれないと思ったのです。ところでメスでも美しい体色ですね。

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 もう一つ生餌を好む鳥が撒き餌に集まるのかもしれないと思った理由は、この写真の通りジョウビタキが撒き餌を食べているのを見たからです。写真のくちばしにくわえている粒は撒き餌の中にあった砕かれたトウモロコシと思われます。またこのジョウビタキはある日ほかの小鳥をものすごい勢いで追っ払っているのを見ましたが、それはこの撒き餌を守るためであり、その追い払う相手がルリビタキだったのかもしれません。確認はできていませんが。ところでこの写真のジョウビタキの後ろにアオジが写っていますが、どうやらアオジは追っ払う対象ではないようです。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 1,250、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

コスタリカ 背景は国家公園

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 中米コスタリカの首都サンホセは内陸部にある標高の高い土地であるため、熱帯地方に位置するにもかかわらず一年を通じてとても過ごしやすい気候です。ただ湿気が高い時期があるためその季節にはカビに注意が必要です。さてそのサンホセの街は高いビルが林立するといったような都市ではなく、ヨーロッパの街並みのように古い建物を利用して内部の模様替えをして長く使うといったスタイルで親しみの持てるものですが、建て替えが少ないためにダウンタウンは再開発が進まず、道は狭くごちゃごちゃしており交通渋滞は日常化しています。地下鉄はなく計画もありませんが、市内やその周辺の土地の起伏が激しいことも大きな要因かもしれません。さて今日の写真の背景はダウンタウンに多くある市街内公園の一つですが4区画ほどを占める大きなものです。園内には熱帯地方らしく我々には珍しい植物が多く見られます。

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 この公園はパルケナショナルといって直訳すれば国家公園となります。公園の中央には独立を記念した大きな銅像がありますが、それがこの写真の背後に写っており、その向こうには観光客らしき人の姿も見えます。この日は何かのイベントで鳩のモニュメントがありました。公園周辺には国立図書館憲法裁判所、国会議員会館などがあり、そのためなのか公園内は警察官が常に数人でパトロールしています。それもあってここは安全と言えそうですが、もともとコスタリカは周辺国と比べれば治安は良い方ですが。ところで、今日の写真は当ブログに2022年2月1日に乗せたのと同じ日に撮影したものです。
 使用機材のカメラはSony α100、レンズは Sony DT18-200。1枚目の写真の撮影データは焦点距40mm、35ミリ版換算60mm、ISO100、F6.3、1/125sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 隣の栗畑に来たウグイス(?)

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 2022年2月8日の自宅周辺は真っ青な空が広がる巣晴らしいお天気で、一昨日までに積もった50㎝程の雪が強い日差しで、昨日に続いて大分融けました。それでも地表のほとんどが白く覆われていることから自宅周辺の雪のないところに野鳥が来てくれます。1枚目は種類の特定に悩むのですが消去法でウグイスらしき鳥です。ウグイスとはちょっと違うような気がするのですが他に適当な種類が見つかりません。

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 この鳥は動きが素早く、じっとしていてくれませんから撮影がとても難しいのですが何とか撮れました。しかし日陰ばかりを飛び回り明るいところに出て来ませんからピントが甘くなってしまいます。

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 3枚目はメジロですが、庭木にミカンを吊るして餌を提供していることから毎日来てくれ、今では人にずいぶん慣れました。ミカンをつついている時には5mほどに近づいても逃げようとしません。毎日2羽でやってきますが、たぶん同じ個体です。春になると庭木の桜の花の蜜を吸いに来ます。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/320sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 栗畑に来たアオジ、ジョウビタキ、コゲラ

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 2022年2月7日の今日は放射冷却で朝はとても冷え込み、久し振りにつららを見ました。でも昼間は晴天で積雪50㎝ほどあった雪は今日だけで大分融けました。でも地面はまだ見えていませんから鳥たちは餌探しに苦労していることと思います。そんな状態の自宅隣の栗畑に野鳥たちが訪れましたのでご紹介します。1枚目は倒木に絡まったツタの上に集合したアオジです。右から2番目がメスで他は総てオスだと思います。彼らは近頃毎日ここを訪れています。

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 2枚目はここを縄張りとしているオスのジョウビタキです。1日のほとんどをこの周辺で過ごしているようで、毎日何度も見かけます。先日は種類は分からなかったのですが他の鳥をすごい勢いで追い払っていました。でもアオジメジロコゲラなどに関しては全く無関心です。

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 近頃コゲラの訪問が多いのですが今日も2羽が来ていました。細い枝の先の方まで丹念につついていました。本当にかわいらしい鳥です。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 走るキジ

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 今日2022年2月6日の自宅周辺は昨夜からの積雪が約50㎝もあり、久しぶりの大雪になりました。おかげで雪かきで1日がつぶれ、自宅周辺への散歩に出たかったのですが雪が深いこともあり諦めました。こんな日はキツツキに出会えるチャンスなのですが残念です。さて、今日の写真は今年1月25日に自宅周辺の散歩の際に出会ったキジです。キジには散歩の際に時々出会うのですが、あちらの方が先に私に気づくことから逃げられてしまい、なかなか写真を撮らせてくれません。でもこの日は向こうがこちらを先に見つけたにもかかわらず彼は柿畑の中を歩きながらゆっくりと私から遠ざかって行きつつありました。私が彼に気づいてカメラを構えると彼は走りだしました。

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 キジは私が彼に気づいているのかどうか様子見をしていたようでした。私がカメラを構えるのを合図のように走り出しましたから。でも走りは全速力ではなく余裕のあるものでしたから距離的にまだ安全で大丈夫と思っていたのかもしれません。この写真、例えば新緑のようにキジを引き立たせる背景だったらもっと良かったのですが。

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 自宅周辺は濃尾平野から山間部に入る境目にあたり、低い山の間に根尾川が流れ、その両側に農耕地が広がっています。このような自然条件は野鳥の種類が多様だろうと想像でき、実際に一年を通して多くの種類の鳥たちを見ることができます。キジもその一つで普段の生活で何度も見かけることから数も多く生息しているのではと思います。この写真は柿畑の向こうに樽見線が走り、低い山も見えています。ここで今日の写真のキジを見かけました。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 6.3、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。