写真生活 on Line

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ベリーズ 背景はアルツゥンハ遺跡のピラミッド

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 中米の国ベリーズは、ユカタン半島の付け根にある小さな国で目立たないことから日本ではなじみがなく、ほとんどの日本人はその存在を知らないと思います。私はそこに4年近く住んでいましたが観光で訪れる日本人は少ない数でした。ただ同じく中米のエルサルバドルニカラグアもそれほど多くないとは思いますが。そんな無名のこのベリーズ、実は多くの観光資源を持つ国で知れば知るほど興味深い観光先なのです。それらは大きく分けると3つあり、天国のように美しいサンゴの海洋、野生があふれるジャングルや湿地の大自然、そして今日の写真の舞台となっている全国に散らばる太古のマヤ遺跡です。1枚目はベリーズ最大の都市ベリーズシティから車で1時間ほどの距離にあるアルツゥンハ遺跡公園で、園内にはいくつかのピラミッドが整然と並んでいるのですが、その中でこの国で最も有名なピラミッドを背景にしています。このピラミッドは国産ビールのラベルデザインになっていますから誰もが知っているピラミッドなのです。

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 その有名なピラミッドを近くから違った角度で撮ったのが2枚目です。マヤ族のピラミッドはいろいろなデザインがあるのですがどれも単純でない形をしており、このピラミッドの複雑な造形が写真からもお分かりいただけると思います。どのピラミッドも頂上に登ることができ、このように手すりのある道がつけられています。そこに立っている人と比べればピラミッドのスケール感を分かっていただけると思います。ちなみにこのピラミッドは小規模な部類に入ります。
 使用機材のカメラはSony α550、レンズは Sony DT18-200。1枚目の写真の撮影データは焦点距30mm、35ミリ版換算45mm、ISO200、F8.0、1/250sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。