日本 散歩道のルリビタキ、アオジ

　今日の写真は2年前の雪のある日に、岐阜市近郊にある自宅の周辺を散歩した際に出会い撮影した鳥たちのご紹介です。1枚目のルリビタキには杉林の少し暗い場所で出会いました。出会う回数は多くないのですが毎年大抵ここで見かけますから、ここが彼の餌場かもしれません。地面は所々に竹がある笹や雑草の薮になっていますが、雪が積もるとササが雪の下になり見えなくなります。

　ルリビタキは北からの渡り鳥ではなく同じ場所に留まる留鳥または標高差を移動する標鳥ですから日本にずっと留まります。しかしそれにしては珍しく人に対する警戒心は低く、こちらが静かに動く限りは飛び去るようなことはありません。私の印象では日本の野鳥はどれも警戒心が強いのですが。

　こちらのアオジには散歩コース上の河原沿いのササのある雑草の藪で出会いました。この日は雪が積もっていましたから地面の種子を探すことができず雪のない草の茎から茎に飛び移っていました。この鳥もルリビタキと一緒で留鳥または標鳥です。このアオジもあまり人を怖がりません。

　これは自宅周辺の散歩コースの一部である河原沿いの農道です。雪があることから両側の笹薮が隠れてすっきりした雪景色になっています。ここでは上記のアオジの他にカシラダカ、ホオジロ、ベニマシコなどに出会うことができます。時たまクロジも見かけます。

　使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。