日本 文殊の森公園の近くのケリ
今日5月8日は雲が多かったのですが晴れてましたから自宅から近い文殊の森公園に出かけました。オオルリやキビタキに出会えるのを期待したのですが、声だけで姿を見ることはできませんでした。その公園からの帰り、近くの田は現在あらがき(田の土の荒起こし)の時期で、これまで静かだった田んぼに活気が出てきています。それを待っていたかのようにケリが姿を見せ始めています。今日はそんな田んぼのケリをご紹介します。1枚目は大声で鳴きながら田んぼ上空を飛び廻っている様子です。ケリは地味な体色の鳥ですが、飛ぶとコントラストがはっきりした美しい鳥です。
ケリは日本で最大のチドリだそうです。田んぼの畔(あぜ)近くにいたチドリに近づいたところ激しく鳴き始めましたから私を警戒していたことは確かです。しかしその場から離れようとしませんでした。
時にはこうして荒起こしした土の上に伏せるしぐさも見せていました。まさかこれから水田になるこんなところに巣があるとは思えません。ただ近くから集まった合計4羽ほどのケリが私の上空を鳴きながら飛び廻っていましたから何かを警戒していたことは確かだと思います。
使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 8.0、1/3,200sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。