写真生活 on Line

野鳥を中心に様々な身近な事柄を写真でご紹介します

ベリーズ アルツンハ遺跡公園のブラックヘディッド トロゴン

f:id:photolifenet:20210410193830j:plain
 中米の国ベリーズのこの国最大の都市ベリーズシティから、車で1時間ほどの距離に古代のマヤ遺跡アルツンハ公園があります。ここは国内にいくつかあるマヤ遺跡群の中で都市に最も近いことや、アクセスが良いことなどから人気の観光地になっています。アルツンハは国内の遺跡としては中規模で、この園内にあるピラミッドのいくつかはきれいに修復されており、それらのどれも頂上まで登ることができます。ただここは遺跡に登って触れることができるといった魅力の他に、遺跡公園周辺がジャングルであることから様々な野鳥や獣、日本にはいない昆虫やトカゲなどを見ることができることです。今日の写真はピラミッドを背景にした記念写真と、ここで出会った鳥をご紹介します。1枚目はこの国で最も多くみられるトロゴンの仲間のブラックヘディッド トロゴンです。この写真はオスですからご覧の通り背中が美しい青緑色をしています。

f:id:photolifenet:20210410193844j:plain

 こちらがブラックヘディッド トロゴンのメスで、オスに比べると体色は地味です。このトロゴンはベリーズシティの街中でも見かけることができるほどに数が多く特段珍しい種類ではないのですが、オスの体色の美しさは何度見ても魅力的です。

f:id:photolifenet:20210410193919j:plain
 これはアルツンハ遺跡のピラミッドの頂上で撮ったもので、別のピラミッドを背景にしたものです。ピラミッドに囲まれた広場は芝生(当時は草地だったと思います)になっていますが、その外側は写真の通り緑濃いジャングルで野生の世界です。

f:id:photolifenet:20210410193943j:plain
 ここの遺跡のピラミッドにはいずれも登ることができ、古代遺跡を十分に堪能できるのうえに、密林が間近に迫っていることから野鳥に出会うチャンスが多いのです。このアルツンハ遺跡公園内だけでも驚くほど多くの種類を見ることができます。

f:id:photolifenet:20210410193808j:plain
 使用機材のカメラはSony α77Ⅱ、レンズは Sony SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距300mm、35ミリ版換算450mm、ISO800、F 5.6、1/160sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。