写真生活 on Line

野鳥を中心に様々な身近な事柄を写真でご紹介します

日本 文殊の森公園のマヒワ

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 先日金曜日の29日から降り始めた雪は自宅の周辺で最高35㎝ほどに達しましたが、土曜日のお天気でかなり融け、今日の日曜日には田畑はまだ真っ白ですが道路には全く見られなくなっています。この状態なら文殊の森公園は大丈夫だろうと出かけました。園内の文殊山頂上に続く細い登山道は陽当たりが悪く人もわずかしか歩いていないことから雪が残っていますが、管理道を兼ねている舗装路の登山道はほとんど解けており、歩くのに支障はありません。その道を登り始めて15分ほどの地点で今日の写真の鳥に出会いました。生まれて初めて見るマヒワです。

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 マヒワは冬鳥あるいは一部は日本で繁殖しているようで、冬には群れているそうですが私はこれまで見たことがありませんでした。でも図鑑等で姿かたちを知っていましたから見た瞬間にマヒワだと気づきました。体は小さく手持ちの図鑑によれば体長は12㎝しかありません。カワラヒワよりだいぶ小さいですね。

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 私が見た群れは10羽くらいだったと思いますが、マツカサのような形をした木の実を次から次へと素早く飛び移りながら盛んに食べていました。彼らがいる木の真下で写真を撮ったのですが、彼らはこちらをあまり警戒していないようでした。一般的に留鳥よりも渡り鳥の方が警戒心が薄いような気がします。

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 これが文殊山頂上より少し低い位置にある四季の展望台からの眺めです。農地や草地には雪が残っており、いつもの眺めとは少し雰囲気が違って、まるで雪国に来たかのような感じです。こうして地面が雪に覆われているときの方がたくさんの野鳥に会えるような気がします。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.5、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。