写真生活 on Line

野鳥を中心に様々な身近な事柄を写真でご紹介します

休止のお知らせ

お知らせです。

皆さま、いつもご愛読いただきありがとうございます。

本ブログ「写真生活 on Line」はしばらくの間、お休みさせていただきます。なお本ブログと同じ内容で「写真紹介 on Line」がありますので引き続きそちらをご愛顧いただきたくよろしくお願いします。

                                                           2022年3月7日 Yagyu Toubei

日本 文殊山のアトリ

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 2022年3月6日、朝から陽が照ったかと思えば突然吹雪いたりと不安定なお天気でした。でもいつも私が出かける10時前には青空が広がったことから普段通り自宅に近い文殊の森公園に出かけました。標高345mの文殊山に登ったのですが相変わらず野鳥には出会えず落胆しながらの下山途中、まだ標高が200m以上ある地点で今日の写真のアトリに出会いました。今月3日に生まれて初めてこの鳥に出会ったことはこのブログ上でお知らせしていますが、ここでまた出会えるとは驚きでした。それもこの山の中でです。

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 アトリはこの文殊山にたくさん生えているソヨゴの赤い実を食べていました。それがこの写真です。ソヨゴはヒヨドリも好物のようでいつもこの木で見かけます。

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 今月3日に出会ったアトリはメスのようでしたが今日出会ったこの写真のアトリはオスですから体色のコントラストが少し強く見えます。このアトリの近くにミヤマホオジロがいたようですが、このアトリに気を取られ見失ってしまいまったのは残念です。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.5、1/1,250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 長良川ふれあいの森公園のルリビタキなど

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 2022年3月5日、朝からよく晴れていてお出かけ日和ですが、今日はいつもの文殊の森公園には行かず、その代わりに岐阜市長良川ふれあいの森公園に行ってみました。というのも近頃文殊の森公園では野鳥に出会う機会が非常に少ないことから場所を変えてみたかったのです。ふれあいの森公園ではミヤマホオジロやウソとの出会いを期待したのですが残念ながらそれは叶いませんでした、今日こそはと勇んで出かけたのですが。このように希望は叶わなかったのですが同公園で見かけた野鳥たちをご紹介します。1枚目はルリビタキのメスです。今年は例年よりこのルリビタキを多く見かけるような気がします。

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 2枚目は1枚目のルリビタキを追いかけまわしていたジョウビタキのメスです。このジョウビタキも今年は数が多いように思います。特にオスはあちこちで見かけます。

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 3枚目は暗いヒノキ林の森の中にいたトラツグミです。シロハラも近くにいたのですが比べるとトラツグミの方が大分大きいと思いました。トラツグミはそれほど人を恐れません。

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 4枚目はシジュウカラですが、その群れに同行するかのようにジョウビタキのオスがいました。そんな場面をこれまで見たことがありませんから、たまたま一緒になっただけでしょうか。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 2,500、F 5.6、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 散歩道のベニマシコ(オス)

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 2022年3月4日、朝から青空が広がり良いお天気でしたが今日はいつもの文殊の森公園にはいかず、先日の1日に出会ったベニマシコを撮ろうと自宅周辺の散歩コースに行ってきました。無論撮りたいの前回出会えなかったオスです。先日ベニマシコに出会った場所近くに幸運にも彼らはいました。河原に生えた低木の新芽を食べているようです。被写体との距離があったことからファインダーで雄雌の判断はできませんでしたが撮れそうな位置にいたものは総てシャッターを押しました。1枚目はそんな撮り方で最もよく写った一枚です。

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 この時の撮影条件が悪くきれいな写真は撮れませんでしたが何とか目的は達成できました。今日の写真のベニマシコたちはまだ若い個体なのか紅色が薄いような気がします。

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 3枚目はベニマシコを撮影した近くでさえずっていたホオジロです。春を告げる歌声ですね。
 使用機材のカメラはSony α6600、レンズは Sony 100-400 GM。1枚目の写真の撮影データは焦点距400mm、35ミリ版換算600mm、ISO 500、F5.6、1/500sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 初めて見たアトリ

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 2022年3月2日、午前中からお昼にかけて自宅近くの文殊の森に出かけて標高345mの文殊山に登り、午後は自宅の周辺をカメラを持って散歩しました。文殊山でも自宅周辺でも特筆するような野鳥に出会うことができず、この冬はどうして鳥がいないのかと歩いていた散歩の終盤、今日のこの写真の鳥に出会いました。そうアトリです。私は生まれて初めて見た種類です。

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 アトリは冬鳥として全国で見られるそうですが私はこれまで見たことがなく今回が初めてです。無論これまでに見たかもしれませんがアトリと認識したのはこれが初です。なぜこれまで見ることができなかったのか、よく分かりませんが手元の図鑑によれば冬から春にかけて農耕地の田んぼで群れているのをよく見られるとのことですから、決して珍しいような種類ではないはずです。

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 今回アトリを見た場所は国道沿いの杉林の下草の中で農耕地ではありませんでした。アトリは下草の中を一羽だけで餌を探しながら動いていました。私が近くにいても人を神経質に恐れるような素振りはありませんでした。草に邪魔されてしっかりとした全身の写真が撮れないままに彼は草の中に消えてしまいました。この日はアトリを初めて見た衝撃亭な日になりました。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 2,500、F 5.6、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ 背景はアルツゥンハ遺跡のピラミッド

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 中米の国ベリーズは、ユカタン半島の付け根にある小さな国で目立たないことから日本ではなじみがなく、ほとんどの日本人はその存在を知らないと思います。私はそこに4年近く住んでいましたが観光で訪れる日本人は少ない数でした。ただ同じく中米のエルサルバドルニカラグアもそれほど多くないとは思いますが。そんな無名のこのベリーズ、実は多くの観光資源を持つ国で知れば知るほど興味深い観光先なのです。それらは大きく分けると3つあり、天国のように美しいサンゴの海洋、野生があふれるジャングルや湿地の大自然、そして今日の写真の舞台となっている全国に散らばる太古のマヤ遺跡です。1枚目はベリーズ最大の都市ベリーズシティから車で1時間ほどの距離にあるアルツゥンハ遺跡公園で、園内にはいくつかのピラミッドが整然と並んでいるのですが、その中でこの国で最も有名なピラミッドを背景にしています。このピラミッドは国産ビールのラベルデザインになっていますから誰もが知っているピラミッドなのです。

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 その有名なピラミッドを近くから違った角度で撮ったのが2枚目です。マヤ族のピラミッドはいろいろなデザインがあるのですがどれも単純でない形をしており、このピラミッドの複雑な造形が写真からもお分かりいただけると思います。どのピラミッドも頂上に登ることができ、このように手すりのある道がつけられています。そこに立っている人と比べればピラミッドのスケール感を分かっていただけると思います。ちなみにこのピラミッドは小規模な部類に入ります。
 使用機材のカメラはSony α550、レンズは Sony DT18-200。1枚目の写真の撮影データは焦点距30mm、35ミリ版換算45mm、ISO200、F8.0、1/250sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 散歩道のベニマシコなど

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 2022年3月1日は朝からどんよりと曇り、お昼過ぎからは天気予報の通り冷たい雨となりました。雨が降り出す前にと午前中に自宅周辺を探鳥しながらの散歩に出かけ今日の写真の鳥たちに出会うことができました。この他にイカル、カワラヒワ、シメ、ジョウビタキなども見かけたのですが、残念ながらここに載せられるほどの写真を撮ることはできませんでした。1枚目はベニマシコのメスで、紅色のきれいなオスを探したのですが見ることはできませんでした。最近ベニマシコを見てなかったことからその存在を心配していたのですが、でもこれでここにいることが分かりましたから明日からの散歩が楽しみになります。

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 2枚目は、この冬はこの散歩で見かける機会が非常に少ないアオジです。これまで根尾川沿いの農道で必ず見かけたのですが、最近はその辺りに笹薮が急速に広がり植生が変わったことから彼らの餌が少なくなり、それが数が減った原因だと分析しています。笹は本当に迷惑な植物だと思っていますから何とか駆除したいのですが。

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 3枚目はカシラダカのオスです。この冬鳥は相変わらず毎回の散歩で見かけることができます。今日はこのカシラダカの群れにベニマシコ、アオジが加わった形でした。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 7.1、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 琵琶湖畔のオナガガモ

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 2022年2月26日、琵琶湖畔のホテルで1泊し、湖北野鳥センターの近くでオオワシとそれを狙うカメラマンの姿を堪能したのですが、湖に生息する水鳥たちにも多く出会えたことから満足した旅行でした。湖畔で確認できたカモの種類はマガモカルガモヒドリガモキンクロハジロオカヨシガモコガモそして今日の写真のオナガガモです。この他にもオオバンがたくさんいたのですが、こちらはクイナ科だそうでカモではないようです。

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 オナガガモは色彩的にそれほど目を引く種類ではありませんが端正な配色でつややかな羽根毛が魅力的です。それにカモ類の中では比較的フレンドリーな性格のようで、近づいてもすぐに飛び立ってしまうようなことはありませんでした。

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 こちらはホテルの前の湖畔で、朝8時半頃の風景です。この日はお天気が良く水面と空が美しい青色をしていました。ここから後ろに見えた伊吹山の雪景色も素晴らしいものでした。また訪れたいと思える場所です。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.6、1/1,600sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 長浜城公園のイカル

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 2022年2月26日に琵琶湖湖畔のホテルに泊まり、湖北野鳥センター近くにある山本山オオワシを見たり、湖の岸辺から群れでいる水鳥たちの姿を眺めたり写真に収めて楽しみました。我々の泊まった湖畔のホテルは長浜市内で長浜城の近くでしたから、朝食の後にお城の公園やその周辺を散策しました。この日が土曜日であったことからでしょうか人が多く、中にはポケモンゴーをやっていたのかスマホをかざしてあちこち歩きまわっている人たちが目立ちました。そんな人の多い公園でしたがイカルもたくさんいました。彼らは地上に降りて餌を採り、人が近づくと飛び立ちながら次々と公園内を移動していました。今日の写真はその時の様子です。1枚目の写真は10羽ほどが写っていますが総勢50羽以上いいたと思います。

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 イカルたちは騒がしく鳴き交わしながら園内の木に停まったり、人の少ない場所の地上で餌を採ったりと長浜城の公園を離れようとしませんでした。多分この公園ならではの餌が豊富にあったのでしょうね。私も地上を見て歩いたのですが何が彼らの餌なのか分かりませんでした。イカルたちの中には他の仲間たちが梢に飛び去っても一羽残って餌を採る個体がありました。性格に個体差があるようです。

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 長浜城を湖畔の方向から見た景色です。大垣城のように平地にありますから、岐阜城のように高い山の上にあるよりも身近で親しみやすさが感じられます。それに今回のイカルのように野鳥がたくさんいましたから、湖の水鳥と共に豊かな野生の自然が感じられる憩いの場所でした。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 1,250、F 5.6、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 26日のオオワシとカメラマン

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 2022年2月26日に昨日に続いて山本山オオワシを見に行ってきました。今日はお天気がすこぶる良かったことから昨日よりも好条件で撮影に挑むことができ、オオワシコントラストがより鮮明に描写されています。今日は一気に暖かくなったことからオオワシが北に帰るのはもう間近かもしれません。今日明日あたりがこの冬の見納めでしょうか。

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 上記の通りお天気が良かったこと、週末であること、オオワシが北に帰る時期が迫っていることなどが重なり多くのカメラマンが集まっていました。女性も多く目立ち、白人の方も来ていました。皆さん防寒はしっかりとされています。

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 カメラマンは田園地帯の農道のあちこちに散らばり総数100人は下らないと思います。オオワシのナターシャは高齢であり次の冬に来れるとは限りませんから、これが今生の別れになるかもしれません。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.6、1/800sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。